こんにちは!久々の更新となりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は広報担当のはすみん先輩に代わり、この4月からリングローに入社した新入社員のよしのが「おかえり集学校プロジェクト」の最新情報をお伝えします!

リングローで推進している廃校活用事業「おかえり集学校プロジェクト」ですが、最近ではありがたいことに、全国の自治体やメディアの皆さまに取り上げていただくことが多くなってきました。
何を隠そう私自身も、おかえり集学校プロジェクトの「ITと人のつながりで、地域を元気に。」というコンセプトに魅かれて、リングローの会社説明会に参加した一人です!
「学校としては使われなくなった廃校も、形を変えれば使いどころはある!」という考え方には、パソコンやOA機器の再生・再利用の分野で成長してきた「リングローらしさ」が表れていますよね。

現在本開校している集学校は、長沢集学校(山形県)、長南集学校(千葉県)、谷口集学校(富山県)、芦田集学校(兵庫県)の4校です。
また、以前のブログでお知らせした忠海集学校(広島県)に加え、新たに貸し付けが決まった土肥集学校(静岡県)もプレオープン中となっています。


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こちら、2021年の7月からプレオープンしている土肥集学校です。
プレオープン以来、地域の皆さまのお力添えをいただきながら元気に営業中です。最近では、パソコン・スマートフォンの操作のご相談、教室利用、ふらっと遊びに来てくれる方も増えてきて、ますます盛り上がりを見せています(^^♪
お子様から大人の方までお楽しみいただけるイベントも随時開催していますので、お近くにお住いの方はぜひ遊びに来てください!


さて、リングローでは「2025年までに全都道府県に1校ずつ開校」という目標のもと、現在も日本全国で精力的に拠点候補を探しております。

「2025年までに全国って、このペースで間に合うの...?」と思ったそこのあなた!

ご心配には及びません!!

なぜならば、なんとこの4月、新たにドドドっと4校の集学校がプレオープンしたんです!!
【今春プレオープンした集学校(以下、プレオープン順)】
北海道二海郡八雲町 泊川集学校(旧泊川小学校):4月1日プレオープン
岐阜県下呂市 菅田集学校(旧菅田小学校):4月11日プレオープン
鳥取県倉吉市 山守集学校(旧山守小学校):4月15日プレオープン
栃木県大田原市 片田集学校(旧片田小学校):4月28日プレオープン

今回はこの4拠点について、簡単にご紹介させていただきます!





【北海道二海郡八雲町 泊川集学校】
八雲町は北海道の南西部、渡島半島に位置する、水産業・酪農・農業が盛んな町です。日本で唯一、太平洋と日本海双方に面していることから「二つの海をもつ町」というキャッチコピーでも知られています。太平洋側の八雲地域ではホタテや鮭、日本海側の熊石地域ではアワビやウニなどが豊富なのだとか!

そして実はここ、リングローの碇社長の出身地なのです。「自分のふるさとに集学校を建てたい!」との社長の想いがあり、今回縁あって「旧泊川小学校」をお借りすることとなりました。

旧泊川小学校は、八雲町の日本海側、海岸からもほど近い場所に建てられた小学校です。こちらは、視察で旧泊川小学校を訪れた際の写真です。
開放的で明るい印象のエントランス。


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旧泊川小学校の歴史を感じさせるような卒業記念品も展示されていました。「泊川集学校」へと生まれ変わっても、旧泊川小学校の大切な思い出は受け継いでいきたいですね。


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泊川集学校は、4月1日よりプレオープンしています。
3月末には、地域の皆様との交流会も実施し、多くの方にお越しいただきました! 


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地域の皆さまが気軽に「集う」場として、また地域のIT拠点として、旧泊川小学校がどのように生まれ変わるのか、今後の動きに期待です!





【岐阜県下呂市 菅田集学校(旧菅田小学校)】
続いて、岐阜県飛騨地域の最南端に位置する自然豊かなまち、下呂市。下呂市といえば、なんといっても、日本三名泉の一つと呼ばれる「下呂温泉」を擁する温泉のまちとして有名ですよね。美しい環境に囲まれながら、温泉施設では心も体もリフレッシュできる、旅行者や移住者の方にとっても魅力的な地域です。

今回お借りすることとなった旧菅田小学校は、下呂市の中でも「飛騨の玄関口」とも呼ばれる金山エリアに建てられた小学校です。市街地からは少し離れた山間にある学校で、豊かな緑に囲まれています。


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各集学校には、地域の皆さまがのんびりくつろげるようなカフェスペースも設けています。
菅田集学校に今後どのようなスペースを展開していくかは検討中ですが、写真のような開放的なスペースもある校舎が多くの方でにぎわっている様子が、今からでも想像できます。


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校舎をお借りするにあたっては、各地域で住民の方向けの説明会を実施するのですが、旧菅田小学校で実施した際にも、地域の皆さまの「菅田小を活用していきたい」という想いに触れることができました。

菅田集学校は、4月11日よりプレオープンしています!


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 先日、プレオープンに際してイベントも実施し、たくさんの方にお越しいただきました。
菅田集学校の今後の盛り上がりに期待です!





【鳥取県倉吉市 山守集学校(旧山守小学校)】
三つ目にご紹介する拠点は、鳥取県の中心部に位置する歴史と伝統のまち、倉吉市です。倉吉市は、江戸時代から明治期に建てられたレトロな風情のある建物が並ぶ「倉吉白壁土蔵群」や、日本名湯100選にも選ばれた関金温泉など、魅力的な観光名所で知られています。また梨やメロン、すいかの栽培、稲作も盛んで、農業体験を希望する方や就農を目指す方が集う地域でもあるとのこと!

そんな倉吉市に建てられた旧山守小学校の校舎は、瓦屋根と木壁が特徴的な、とてもおしゃれなデザインです! 一見、旅館や温泉施設のようにも見えますよね!
 

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美しいのは外観だけではありません。
玄関ホールは天井が高く、木目のあたたかな色が映える素敵な空間ですよね!


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各集学校ではIT機器に関するご相談をお受けしているだけでなく、地域の皆さまが書き物やパソコンを使った作業をする際などに使っていただけるスペースも設けています。
山守集学校では、作業の日でも一日快適に過ごせそうなイメージがわきますね。

山守集学校は、4月15日よりプレオープンしています!
プレオープンに先立ち、地域の方との交流会も実施いたしました♪


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おしゃれな校舎の旧山守小学校が、今後地域の拠点として生まれ変わっていくのが楽しみですね!





【栃木県大田原市 片田集学校(旧片田小学校)】
四つ目にご紹介する拠点は、栃木県の北部の中心都市、大田原市です。古くからの史跡がいくつも残る歴史のある地域で、市内にある「那須国造碑」はなんと日本最古の碑として国宝に指定されています。中心市街地には商業施設や教育機関が充実している一方で、東部地域では美しい山並みや清流に触れることもでき、子育てがしやすい地域と言われています。

そんな大田原市にて、旧片田小学校をお借りすることになりました。教室やエントランスにはやわらかな日差しが差し込み、窓の外に見える緑も映えていて非常にきれいですね。


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各集学校では、お子様から大人の方まで楽しんでいただけるようなイベントやセミナーなどを開催するほか、IT・OA機器の引き取りや買い取り、設置設定のご相談も受け付けています。
片田小学校に視察に行った際にも、「スマホの操作に関する講座やプログラミング教室を実施してほしい」、「市役所のパソコンやデバイスの回収はできそうか」など、今後につながるアイディアをいただきました。

片田集学校は4月28日にプレオープンいたしました!


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地域の方との交流イベントでは、R∞PC(アールピーシー)の展示やビンゴ大会などを実施しました。皆さんに楽しんでいただけていれば幸いです!

片田集学校を中心に、地域の皆さまとともに様々な取り組みが生まれていくのが楽しみですね!




以上、4月にプレオープンした4つの集学校をご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか? 訪れてみたい拠点はありましたか?

今後とも、地域の皆さまのお力添えをいただきながら、各地域のIT拠点へと生まれ変わっていく集学校の動向にぜひご期待ください!