こんにちは、かのっぴです。
入社して3ヶ月が経とうとしています。
リングローではかのっぴのような入ったばかりの社員には「カラダナラスプログラム」といういわゆる研修制度があるんです。
名前を聞いただけでは、なんのことだか分からないと思います。なので今回はリングロー独自の研修制度「カラダナラスプログラム」について詳しくご紹介したいと思います。
一般的な研修制度とはかなり違い、「カラダナラスプログラム」を卒業することで、他の一般的な研修制度では身に着けられないものがあるのではないかとかのっぴは思っています。
カラダナラスプログラムとは?
新卒・中途問わず新入社員は、会社や社会人生活に慣れるまで以下の決まりがあります。
1. 原則、残業や休日出勤禁止
2. 終業後や休日のイベントへの参加には上司・社長の許可が必要
3. 卒業するためには、基準(ミッションなど)をクリアする必要がある
4. クリアの判断は、社長・上司・人事との面談にて行われる
かのっぴが想像していた一般的な研修制度と違いビックリしました😲
これだけ聞くと残業がなくてラッキーと思ったり、休日に嫌々イベントに参加しなくていいのはすごく楽だなと感じませんか?
かのっぴ自身も、入社前にこの制度を聞いた時「ホワイト企業だな~」くらいの印象で、どうしてこの制度ができてどのような想いが込められているのかまで考えられていませんでした…。
しかし、このルールには社会人としての在り方や社長の想いが込められているんです。
それではもう少し詳しくご説明したいと思います!
1.原則、残業や休日出勤禁止
リングローでは、新入社員を見習い社員として位置付けています。
というのも、仕事を始めたばかりでは社会人の生活サイクルに慣れず、社会人としての考え方もしっかりと身に着いていない半人前の状態だからです。
学生からいきなり社会人になって、“1日8時間×週5日”働くというのは体力面でも精神面でも、言葉で想像している以上に大変なことです。
かのっぴ自身も生活サイクルに慣れるまでには想像しているよりも時間がかかりました…(苦笑)
なので卒業までは原則、残業は禁止です。
もし残業した場合は後日の出勤時間に調整が入り、残業した分を埋め合わせする必要があります。
2.終業後や休日のイベントへの参加には上司・社長の許可が必要
同期以外との飲み会や休日の社内イベントなどは社長・上司の許可がないと参加禁止です。
参加した場合は業務時間として換算され残業扱いになります。なので、この場合も後日勤務時間を調整する必要があります。
一見、飲み会や社内イベントが業務時間として換算されるのってラッキーって思いませんか?
でも、そうではなく社内イベントは、普段会話する機会のない上司の方と話すことができ、業務時間内では知りえないことを知れたり上司の考え方や経験など貴重な話を聞ける機会です。そういうことに気づいてほしいという考えからこのような仕組みになったと言います。つまり社内イベントに参加するのにも業務時間として扱われるほどの価値があるということです!
そういうことが理解できるようになり、だんだんと「こんなことがしたい!私にやらせてください!」と積極的に業務やイベント参加したいとなっても、カラダナラス期間だと調整が入ったりするので思うように業務ができなかったり不自由な部分が出てきます。
そこでもっと自分のやりたいことができるように、「早く卒業したい」と思わせるのもこの制度に込められた想いなんだそうです。
3.卒業するためには、基準(ミッションなど)をクリアする必要がある
社会人としての考え方を身に着けるために、一人一人にミッションが課せられます。
ミッションの内容は社長・上司・人事との面談でその人自身の課題であったり、苦手なこと、得意なことを活かしたものなど、人に合ったミッションを設定されます。
最近のミッションの例でいうと…
・メンタル強化
・オーダースーツ自主作成
・一通りの仕事を覚える
・自分の良いところを10個以上挙げる
・社員全員とマンツーマンで飲みに行く
などなど人それぞれジャンルも内容も違うミッションが課せられます。
自分にあったミッションで、一律のミッションではないからこそより自分自身の課題と向き合えるのかなとかのっぴは思っています。
4.クリアの判断は、社長・上司・人事との面談にて行われる
ではそんな「カラダナラスプログラム」、どうしたら卒業できるのでしょうか。
実は明確に何かを達成したら卒業というものがないんです。
与えられたミッションが達成したからと言って卒業でもないのが「カラダナラスプログラム」。
ミッションを通して、仕事に対して体力的に慣れたか、考え方が社会人として必要なものにシフトしたかという判断を社長・上司・人事が行い、認められたら晴れて卒業となるのです。
だから卒業時期も人それぞれでバラバラなんです。
一般的な新人研修は期間が設けられていることが多いイメージです。
でも成長スピードも人それぞれです。なので期間を設けていないのです。
期間を設けていないということは一人一人の成長を社長・上司・人事がしっかりとみてくれている証拠なのかなとかのっぴは思います。
まとめ
リングロー独自の研修制度「カラダナラスプログラム」をご紹介しました。
かのっぴが想像する一般的な新入社員の研修制度は、ビジネスマナーを学んだり知識を増やすための勉強がメインのイメージでした。
しかし、「カラダナラスプログラム」は根本である社会人としての考え方を身に着けたり、自分自身と向き合える他にはない制度だと思います。
期間もミッション内容も人それぞれというところに最初は驚きました。
でもよく考えてみたら確かに成長するスピードや、得意・不得意なことはみんな人それぞれですよね。早い人もいれば、遅い人がいるのも当たり前。苦手なことや好きなこともみんなそれぞれで、リングローではその個性を活かせるようなミッションになっているんだなと思います。
一人一人に与えられたミッションだからこそ、社長・上司・人事の方だけではなく会社の先輩方が自分と向き合ってくれていると感じます。
社会人として自分自身とどう向き合うかを新人のうちに考えられる機会があることが他にはない良さだと思います。