こんにちは!かなやんです!

 

さて皆さん。いきなりですが、パレットってご存知ですか?

これがパレットです!どーーん!

プラパレ集合

『物流に用いる、荷物を載せるための荷役台。(中略)一般的なパレットであれば、運搬の際には台上に荷物を載せ、パレットの脚と脚の間にフォークリフトやハンドリフトの爪を差し込んで持ち上げる。』

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

このパレット、実に様々な種類があります。その中には木製のパレットもあります。
これが木製パレットです。
木パレ集合

今回はその木製パレットにまつわる、リングローらしいお話をします!

 

今この木製パレット(以下、木パレ)は、国内では敬遠され、海外諸国への輸出は制限がかかっているんです。

その理由は、木製であるためどうしても『虫』が付きやすいこと(なんとシロアリが発生する可能性も!)、衛生管理が難しいこと、異物混入の恐れがあるためなど様々…。

そういった理由から木パレを使って輸出をしようとすると検疫ではじかれてそのまま返ってきてしまうのです…(;´・ω・)

 

そして今リングローでは、この木パレが回ってきたら有料で処分しているんです…!

リユース業界なのに捨てるだけ?!なんてもったいないんでしょう!!

 

 

しかし、社長にはある考えが…。

 

 

「社内でこの木パレの有効な再利用法を募集しよう!もちろん賞金も出す!」

 

 

採用されたら賞金1万円!

1人何通でも応募オッケー!

応募資格は「リングローで働いていること」!

 

 

な、なんだってーーー!!!

全員平等に1万円ゲットのチャンスが?!

▼こんなポスターも作りました♪
木パレポスター

早速社内にて募集をかけたところ、なんと集まった応募総数60通以上!

採用されるアイディアはひとつとは限らないので、複数応募してくれた方もたくさんいました!

さすがに新座や浦和の倉庫勤務の方は毎日パレットたちと触れ合っている(?)ためか、本当にたくさんの方から様々なアイディアをいただきました!


ちなみに私、かなやんは池袋の本社勤務のため、社長から教えてもらうまで木パレを見たことがなくアイディアが浮かばずに賞金ゲットのチャンスを逃してしまいましたとさ…(´;ω;`)とほほ


 【結果発表】

60通以上もの中から採用案を決めるのは社長。きっと難しかったでしょうが…社長の独断と偏見を大いに含んで()(どのアイディアも本当に面白そうで、やってみたい!と思えるものばかりでした!)、再利用したあとのことまでしっかり構想していた2人のアイディアが採用されました!

 

おめでとうございます!!パチパチパチ~~

 

賞金は社長から直接手渡されました!
賞金授与



▼賞金を獲得したお2人!
賞金ゲット

良い笑顔ですね~!

そんな2人のアイディアがこちらです!

 

<ロッドスタンドを作る/技術提供部門・岩熊さん>

釣り竿を立てるアレです。

木パレを解体してロッドスタンド(と、ゴルフスタンド)を作って、販売もする!

 

ちなみに試作品
ロッドスタンド 試作品


<アスレチックを作る/国内営業部門・佐野さん>

長沢集学校の裏庭の草を刈って芝生のようにし、そこに解体・厳選したパレットを組んで簡単なアスレチックにする!

そして経年と雨ざらしにすることで朽ち木にしたら、それを今度は落ち葉や枯れ葉と一緒に裏庭の隅に集めて放置して、さらに腐葉土に再利用。(腐葉土はカブトムシやクワガタの飼育にも活用できる)

 

↓※これはあくまでイメージです
パンダアスレチック


どちらのアイディアも、実際に形になるのがとっても楽しみですね~!

そして、審査委員兼、審査委員長を務めた社長のありがたいお言葉です(*’ω’*)

 

社長「たくさん応募してくれて、他にも採用してみたい案は本当にたくさんありました。が、今回はこの2案で!落選したけど実行したいという社員もいるほど、考える段階から楽しんでもらえたみたいで良かったです。今後何か良い案が浮かべばいつでも教えてください!金一封が出る……かは、わからないけど()

 

 

社員だけでなく社長も楽しんでいたみたいですね!回答を集計した私も楽しかったです!

 

次に見事賞金をゲットした2人にも感想を聞いてみました!

 

岩熊さん「自分は“釣り”が趣味なので、「釣りに繋がるような物」「木パレを再利用する際なるべく手間がかからない物」「ある程度需要のある物」の3点に注目し、考えた結果この案になりました。社長も“釣り”が趣味なので、その点を含め多少狙った部分もあります()

 

佐野さん「木パレの中には状態がいいものも多く、処分することにもったいなさを感じていました。そのため、今回の募集は渡りに船だなと思い応募させていただきました。まさか選んでもらえるとは思ってもいませんでしたが、山形の子どもたちに喜んでもらえるようなものが実現すればいいなと思います。」

 

 

もちろん、実際にやってみないとうまくいくかどうかも分かりません…。でもその、「やってみるまでわからない」はある意味わくわくするもので、社長も大好きなフレーズです!()

ちなみに社長は個人的にこの木パレを長沢集学校の雪囲いにも使いたいそうです♪

 

 

【まとめ】

 

いかがでしたか?

ただ捨てるだけじゃなくて、何かの形で再利用、活用したい。まさにリングローらしい発想ですよね!

私は今回社長からこの話を振られるまで木製のパレットのことは知りませんでしたし、それが有料で処分するほかない現状も知りませんでした。

「この木パレのコンペを通して、世の中の“もったいない”をもっと減らしていきたい」私は、社長のこの言葉がとても印象に残っています。

これからもリングローでは、パソコンに限らず可能性を秘めたあらゆる「もったいない」に対して、良いリユース・良いリサイクルができれば良いなと思っています!

今後も、また社内で面白い動きがあれば随時ブログで報告していきますね~!

 

 

以上、かなやんでした!

 

 

(余談)

先日のヤバ良いブログではすみん先輩が紹介してくれた長沢集学校での歌謡祭、私はこの日が生まれて初めての山形でした。生まれも育ちも九州の私はこの時初めて雪囲いなるものを目に…。九州にはない!これは何??

樹木にも雪囲いがしてあったのですが、それが雪囲いだと知らなかったので「不思議なクリスマスツリーだなぁ」なーんて話していましたが…。先ほど「雪囲い」で検索して、あれが樹木の雪囲いだと知ってひっそり恥ずかしくなったのはここだけの話ですよ…。